やはり迫力の『レディ・ジェーン・グレイの処刑』

話題の『怖い絵展』(上野の森美術館)に行ってきました。もともと中野京子さんの著作が好きで何冊か読んでいましたので、『怖い絵展』が開催されることになり、本当に楽しみでした。

しかし、な、な、なんと、、、こんなに混んでいるとは。土曜日の夕方なのに入場まで100分待ちでした。こんなに並ばなければいけない絵画展は久々です。しかも、20代とか30代の若い人が圧倒的に多い。「怖い」といっても、ホラーっていうわけでもなく、絵が描かれた時代背景とか、作者が描こうとしていたものを良く理解すると、「なるほど~怖い」ということなんですが、ここまで若者を惹き付けるというのが、なんだか不思議な感じがしました。これだけの人気は主催者も予想していなかったようで、今週から平日でも夜時間延長しているそうです。

この絵画展の目玉とされ、夏目漱石もロンドンで観て印象深かったという「レディ・ジェーン・グレイの処刑」(ポール・ドラローシュ画、ロンドン・ナショナル・ギャラリー所蔵)は、とても大きくて、やはり迫力がありました。

ジェングレイ処刑

ちなみに、中野京子さんの著作では、私は個人的には、『怖い絵』よりも、『中野京子と読み解く名画の謎~旧約・新約聖書編』、『名画と読むイエス・キリストの物語』の方が好きです。宗教画が少しわかった気持ちになり、お薦めです。

弁護士 栗山博史