昨年の感動(あまりに今更ですが・・)

今年の1月11日に、昨年の音楽と絵画の感動について書き、「続編と、書籍編は近日中にアップします。」と書いてから、早2か月近く経ってしまいました・・そういう生活をしています。本当に今更今更なのですが、昨年よかった諸々を書き留めさせてください。

1 続、音楽編

  昨年の5月29日、関内ホールで行われた「ローズコンサート」というコンサートに行きました。これは、合唱、吹奏楽、ピアノ、バイオリン、独唱などジャンルを問わず、横浜で活躍している「旬」な音楽団体・個人により開かれるコンサートなのですが、出演された高校生の「菊野兄弟」が素晴らしかったです。お兄様の凜太郎さん(高3)はバイオリン、弟さんの惇之介さんはピアノで、それぞれ全日本レベルのコンクールで入賞されているとのこと。私は特にお兄様のヴァイオリンソナタ第5番「春」(ベートーベン)に、胸がどきどきしました。お二人とも神奈川区内の公立中学ご出身ということで、こんな身近にこんな素晴らしい若い才能がいるのだなあと感嘆した次第です。

2 絵画編

  10年以上行きたいと思いつつ、なかなか行く機会がなかった箱根のポーラ美術館、ようやく昨年10月に行くことができました。見応え十分でした。また行きたいです。

3 書籍編

(1)国内編

   直木賞受賞の前に書きたかったですが、昨年の私の中の大賞は、恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」です。   久しぶりに、食事を摂る間も惜しいと思うくらいのめり込んで読みました。原田マハさんの「太陽の棘」もよかったです。特にこれが実話ベースと知って感慨深いものがありました。

(2)海外編

  昨年から、英国と北欧のミステリーにはまっています。昨年、最も心に残ったのは2冊。「緑衣の女」(アーナルデュル・インドリダソン)と、「埋葬された夏」(キャシー・アンワーズ)です。この2冊は、味わいは異なりますが、本当に甲乙付けがたい、素晴らしい作品でした。キャシー・アンワーズのほうは寡作のようで、他の著書を見つけられなかったのですが、インドリダソンのほうは、続けて「湿地」「声」と国内で出版されている2冊を読みました。あとは、北欧の作家で目に付いたものを手当たり次第、「熊と踊れ」「ミレニアム」も夢中で読みました。北欧でこんなに素晴らしいミステリーが量産されているとは驚きました。「ガラスの鍵賞」という北欧の文学賞の名前も覚え、まだまだ私の北欧ブームは続きそうです。                                                   弁護士 野呂芳子